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エクステリアと外構の違い

外構はエクステリアに含まれる構造物

エクステリアは外部の空間全体

「エクステリア」とよく似た言葉に、「外構」という言葉があります。外構とは、建物の外側にある構造物を意味します。ブロックやフェンスなどを指すことが多くなっています。エクステリアも家の外にある門やフェンスを意味する言葉です。

そのため、エクステリアと外構は同じ意味と思っている人も多いでしょう。エクステリアと外構は、同じ意味に使われることもありますが、少しニュアンスが違います。一般には、エクステリアは家の外の空間を表し、外構は家の外にある構造物そのものを表すことが多くなっています。つまり、門、ブロック、フェンス、カーポート、テラス、アプローチなどの1つ1つのアイテムは外構で、これらのアイテムが含まれる建物外部の空間そのものがエクステリアです。

なお、外構という言葉を使う場合には、構造物の機能性を重視しています。

これに対し、エクステリアではデザイン性を強調するケースが多くなっています。

外構と呼ばれるアイテム

外構にはどんなものがあるのかの例を見てみましょう。外構の代表的なものに、門があります。門は門扉と門柱から構成されており、開閉方法にもいろいろなパターンがあります。門柱には表札や郵便受けを設置することが多くなっています。

フェンスも外構の1つです。フェンスとは建物の周りを囲う柵のことです。ブロック塀や樹木を植えた生垣、土塀などの種類があります。テラスとは、建物の外の地面より一段高くなっている部分を言います。テラスの材質は、木材、コンクリート、タイルなどいろいろな選択肢があり、屋根を付けるかどうかも考える必要があります。カーポートは車を駐車するスペースで、屋根が付いただけの簡単なものを言います。ちなみに、ガレージとは駐車専用の建造物、駐車場は屋根の付いていない駐車スペースを言うのが一般的です。

このほかに、門扉から玄関までの通路であるアプローチなども外構の1つです。